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既成の媒体から切り取り、貼り合わせることで、異なるものが出会い、新たな景色をつくりあげるコラージュ。縮尺のミスマッチが生む違和感や面白さ、偶然の重なり、レイヤーによって生まれる時間軸。既成のイメージや文脈を組み替えながら、新たな関係をつくってきた。
今回の展覧会では、ブラインド越しに見る窓の風景や、ピントの合わないレンズを通した景色のように、見えているものの境界や輪郭が曖昧になる風景を、アクリル板にコラージュし重ねることで編集する。アクリル積層によるコラージュを、イメージとイメージのあいだに奥行きをつくり、輪郭や像が混ざりあう領域を捉える装置とした。
陸と水、森と草原など、異なる環境がゆるやかに混ざり合うエコトーン(推移帯)のように、異なるイメージや素材が重なり合うことで、その境界は少しずつ曖昧になっていく。
光や時間、反射、記憶によって絶えず編集される風景のように、重なったイメージはひとつの像として固定されることなく、見る位置や距離によって異なる表情を見せる。
異なるものが出会い、境界が揺らぎ、そのあいだに新たな景色が立ち現れる。その領域を「ECOTONE」として捉える。
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