EXHIBITION
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- Gallery Saoh & Tomos -
荒井 虹子 展
二人の詩人−尹東柱と李陸史
ARAI Kohko
2008.3.3
(月)
-14
(金) 日曜休み
11:00-19:00
(最終日
17:00
)
「風が吹いて」
42.5x55cm 紙にガッシュ
\45,000(額込)
風が吹いて 尹東柱
風がどこからきて
どこへゆくのか、
風が吹いているが
おれの苦悩には理由がない。
・・・・・・
(伊吹郷訳)
「花」
45x55..5cm 紙に水彩、ガッシュ、蜜蝋
\62,000(額込)
花 李陸史
・・・・・・
雨ひとしずく降らぬその地にも
むしろ花は紅に咲くではないか
・・・・・・
(伊吹郷訳)
夭折の詩人、尹東柱の詩に出会ったのは12年前のこと。
さまざまな思いをこめて描き続けて、10回目の個展を迎える。
3年前は伊吹郷氏(尹東柱全詩集「風と星と空と詩」の訳者)
から李陸史詩文集「青ぶどう」を読ませて頂いた。
尹東柱は1945年27才没。李陸史は1944年40才没。共に
獄死です。祖国受難の時代に生きた二人の詩人の言葉は、
歳月を超えて生きている。
荒井虹子
「怖しい時間」
61x46cm 紙に顔彩 \65,000(額込)
「看板のない街」
40.5x40.5cm 紙にガッシュ、ソフトパステル \48,000(額込)
「星とかぞえる夜」
55x43cm 紙にガッシュ \45,000(額込)
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