異なる二つの光を集めてみた。
昼の林道の奥。暗闇感につつまれた素掘トンネルには、
外から差し込む太陽に触れそうな光の粒子があふれていた。
夜の海辺。海岸線に流れ着いた漂着物を拾い集め、幻燈機(カメラオブスクラ)を使用して現場の壁面に映し出した。
光を媒介に漂着物と壁の異なる物質感が混じり合い、光の痕跡が新種の化石のように現れ出した。
山中と海辺。二つの光の境界を行き来することで、今まで見えなかった光のエネルギーが、新たな光合成を生みだしているようだった。 |
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写真展「光ノ境界」は、写真集『lux』(ワイズ出版/2015年)、写真集『Hikari no
Hyochaku』(SPRING GALLERY/2021年)より展示。 |
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●下記作家在廊日に幻燈機上演(15分程/回)有り。 |
『Hikari no
Hyochaku』シリーズの撮影方法を中里さんが幻燈機を使って上演してくださいます。 |
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・7/19(火) 14:00〜 / 16:00〜 |
・7/21(木) 14:00〜 / 16:00〜 |
・7/23(土) 14:00〜 / 16:00〜 |
・7/26(火) 14:00〜 / 16:00〜 |
・7/29(金) 14:00〜 / 16:00〜 |
・7/30(土) 14:00〜 / 16:00〜 |
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参加無料。暗室での上演となります。 |
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